横糸(よこいと)
製織した畳表のいぐさの事。
製織した畳表のいぐさの事。
1.襖の本体から枠(縁)を元の位置と方向が分かる様に番号を付けて外します。
2.古い引き手を外します。再利用する場合は傷つけないように気をつけます。
3.下地が悪い場合は古い上張りをめくり必要に応じて下地を補修調整します。
4.下地を補修調整した場合は一旦十分に乾かし完全に乾燥したら「浮け」という薄い紙を貼ります。
5.上張りをカットし、紙の廻りと襖本体の小口に糊をつけて小口に巻き込むように貼り(張り)ます。
6.ゆっくり乾燥させ枠(縁)と引き手を取りつけて完成させます。
関西間、京間、曲尺で六尺の長さ
畳表の山なりの部分。一目を一配とする。
一般的な織り方。一目の中にたて糸が2本から4本入っている。このたて糸が綿や麻で出来ている。
床(畳の土台)から畳表(上敷き)と縁(両端の布部分)を外し、畳表のみを裏返して再度床に縫い直します。縁は新しい物と交換します。
床(畳の土台)から畳表(上敷き)と縁(両端の布部分)を外し、新品の畳表を床に被せて針と糸で縫います。縁も新しい物と交換します。
畳表を張りつける土台にあたる部分。ワラ床が主流であったが、近年は科学床を使用する事が多い。
畳の表面を覆っているゴザの事。
畳の辺に縫いつける布のこと。
いぐさの花が着いた茎の事。
耳毛(みみげ・ひげ)の中の茎の根の部分
いぐさを畳表に縫いあげる際の縦方向に使う糸
綿糸、麻糸などを組み合わせて使用されている。
基本的には綿糸→綿綿Wもしくは麻→麻綿W→麻麻Wの順に高級になる。
しかし、質の悪いい草を麻綿Wで織ってある畳表もあるので注意が必要。
1.水洗いで古い障子紙をはがします。「でんぷん・煮のり」以外で貼られているときれいにはがれず
仕上がりが悪くなる事があります。
2.障子の桟を拭き枠と桟を乾かします。
3.障子の桟に薄めののりをにり刷毛でトントンと置くようにぬり、その上に障子紙を弛まない様に貼ります。
4.全体に障子紙が貼れたら桟から出た余分な紙を地ベラを当ててカッターナイフで切ります。
貼り終えたら全体に霧吹きで軽く水を吹き付け乾いたら出来上がりです。
月上旬頃に、いぐさの茎の先を刈ること。いぐさの芯や古い茎の除去、生育の調整を目的として行う
畳表、花筵(かえん)等のいぐさを織る為の機械。
畳表の表面の谷にあたる部分。
1.アミドのネットを張り付けてあるパッキンを本体から外し古いネットを外して処分します。
2.アミドの本体をきれいに水洗いします。(錆びやこびり付いた汚れ、粘着剤などはきれいになりません)
3.十分に乾いたら本体をぞうきんで拭き新しいネットを本体に被せます。
4.ネットをパッキンで押さえつけネットのたるみを直し本体の外側にはみ出したネットをカッターナイフで
切り取り完成です。
畳表の材料となる多年生の植物
畳表の経糸に使う麻で出来た糸。ジュート・マニラ麻など
耳毛のうち、いぐさの先端部分の事。
龍備・龍髭畳表(床の間)に使われる織り方。たて糸の間隔が通常より幅広い。
カビの原因は湿度です。長年使って日にやけて退色した畳表と違い、新表はたくさんの養分が有ります。そこに湿気が加わるとカビにとっては
最適な環境となり発生します。
カビを防ぐには何より【換気】が第一です。